平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(9)裁判官

裁判官「IMAホールに向かう時にライブ中継されていましたか?」
被告人「はい」
裁判官「なぜですか?」
被告人「警察がいるかも知れないと思ったからです」
裁判官「警察が来てから中継してもよかった訳ですよね?警察がこんな事している。一般に広めてやろうって」
被告人「警察はそんな事させてくれません。私は公安警察だと思っています」
裁判官「IMAホールに行く前に警察が来るだろうと思っていたんですよね。止めようとは思わなかったんですか?」
被告人「行ってもいいか確認をして、全部返って来なかったので、行ってもいいとは言われてないけどNGも出てなかったので」
裁判官「あなたに来ないでと言う警告は続いていたんですよね?」
被告人「内容は本当の事じゃないので」
裁判官「でしたらそれに抗議しましたか?」
被告人「警察はそんな物受け取ってくれません」
裁判官「でしたら、あなたの好きなブログなりで一般に主張はしましたか?」
被告人「それは書きました」
裁判官「警察にはしていない?」
被告人「公安警察にそんな事無駄です」
裁判官「受け取らないと言っても、内容証明郵便で送ればね」

 

次回は年が明けて1/8 午後10時だそうです。
”好意を持っていない事は、本人が目の前に現れないと納得しない”と言う1文を引き出す為の1時間だったように感じました。
仕事始めの頃なので次回はちょっと行けないので、傍聴は今回で最後ですかね。

平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(8)検察側

検察官「Aさんはあなたに好意を持っていると思いますか?」
被告人「思います」
検察官「直接それを言われた事はありますか?」
被告人「ありません」
検察官「あなたがそう思っているだけですね」
被告人「そうですけど…」
検察官「思っているか、そうでないかだけで結構です」
被告人「そうですけど…」
検察官「もう結構です。ブログに大学名を書いたのがAさんだとあなたが思っているだけですよね」
被告人「そうです」
検察官「謝罪要求をAに告ぐと書きましたが、Aさんが書いたと思っていないんですよね。なぜAさん宛てに書いたのですか?」
被告人「それは、書いたのがスタッフかマネージャーか誰か分からなかったのでそういう書き方をしました」
検察官「Aのブログに書いた誰々という書き方は出来た訳ですよね?」
被告人「AのブログにAの名義で書かれていたので、そう書きました」
検察官「性的な書き込みをした時、Aさんは15才ぐらいでしたか。あなたに好意を持っていると思いましたか?」
被告人「はい」
検察官「それを確認しましたか?」
被告人「いいえ」
検察官「あなたが思っているだけですね。その時あなたは何歳でしたか?」
被告人「36歳です」
検察官「15才が36歳に好意を持った。どうしてそう思いましたか?」
被告人「おーにっちゃんというニックネームを彼女がつけてくれたんですけど、他のメンバーにも広まったんで、好意がなければそんな事をするはずが無いので」
検察官「それは1ファンへの好意では?」
被告人「1ファンに対して他のメンバーへ広める事はありえません」
検察官「あなたがそう思っているだけですよね」

 

検察官「前回、証言された人は…」
被告人「誰ですか?証言したのが誰かなんて…」
検察官「我々がAさんだと思っている人をあなたも画面で観ましたね。Aさんではない?」
被告人「目尻が違いました。発言内容も本人とは思えません。一般的に見てもそうです」
検察官「一般的に見るとどうなんですか?具体的に」
被告人「発言内容とか一般人が見てもAさんだとは思えません」

 

検察官「今日は2つの確認点があったと思います。4/28のIMAホール、6/13のTwitter。どちらもAさんが書いたと思っていない?」
被告人「思っていません」
検察官「どうすればAさん本人が言っていると納得しますか?」
被告人「本人が私の前に現れて発言すれば納得します」
検察官「終わります」

平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(7)嫌悪されていない

弁護人「Aさんはあなたを嫌悪していると思うか?」
被告人「思わない。好意を持っていると思う」
弁護人「それは何故ですか?2,3挙げてください」
被告人「Aさんらしき人が大学の学部を私のブログのコメント欄に書き込んでくれました」
弁護人「そうですか。それでは…」
被告人「2,3と言われたのにまだ1つしか答えていません」
弁護人「ではどうぞ」
被告人「Aさんが通っていたダンススクールをにちゃんねるで教えてくれました。また、タノケンさんというAさんの友達のお父さんが、大西君をストーカーと思っていないと言ってくれました。結婚を言い出すまで握手会に参加できていたので、Aさんに嫌われていたとは考えていません」
弁護人「今でもAさんのイベントに参加したいですか?」
被告人「したいですけど、行けません」
弁護人「それは何故ですか?」
被告人「今はこういう風にされているので」

平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(6)Aさんのような声をした人

弁護人「前回の法廷で証言した人はAさんでしたか?」
被告人「Aさんでは無いと考えます」
弁護人「なぜそう思うのですか?」
被告人「Aさんであれば当然間違えない質問を間違えていたからです」
弁護人「では証言していたのは誰ですか?」
被告人「Aさんに似た別人です」
弁護人「そう思う根拠を2,3言ってください」
被告人「おーにっちゃんというニックネームはAさんがつけてくれたのに1年後に聞いたと言うような事を言ったり、彼女はアイドルグループの12期生なんですが、7人と答えていましたが9人です。渋谷から歩いたと言う話も忘れるのはおかしいと思います」
弁護人「ニコニコ動画のアクセスブロック解除について話してください」
被告人「Aさんの所属するアイドルグループのアカウントからアクセスブロックされていて、それを解除されたのはAさんが事務所を移籍した頃だと答えていましたが、実際はもっと前に解除されていました。この事は私のブログにも書いてあります」
弁護人「2015.4.14ニコ動ブロックの件ですね」
被告人「ですので、その日に解除されたと思います」
弁護人「6/14電話でAさんからあなたのせいで人生メチャメチャと言われたそうですが、電話の相手はAさんで間違いありませんか?」
被告人「Aさんのような声をした人でした」
弁護人「Aさんのような声をしていたらAさんではないのですか?」
被告人「音声変換技術を使って、違う者が話していたと考えます」
弁護人「誰があなたをおとしいれようとしたと思いますか?」
被告人「警察か日本政府だと思います」
弁護人「それは何故ですか?」
被告人「日立でAさんについて書き込んでいた事を、不法に収集されたので、訴える為に経済産業省に行ったところ日立に懲戒解雇されました」
弁護人「その後どうしましたか?」
被告人「ドイツに行きました」
弁護人「亡命しようとしたんですよね」
被告人「はい。経済産業省、日本政府絡みで都合の悪い事なので、私をストーカーに仕立てたと考えます」
弁護人「ではAさんを応援する事にリスクがあると感じませんでしたか?」
被告人「感じました。私はインターネットでは罵詈雑言を受けていて、東京湾にコンクリート詰めにして沈めると書かれたりもしました。他にもメンバーの子が新幹線の自由席を使っている時に、ファンの人が隣に座っていいですかと言ってきても、特に断る理由が無いとラジオで言っていました。僕だけ乗っているだけで通報されるのは公平ではないと考えます」

平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(5)裁判長はおかしい

弁護人「Aさんに謝罪せよと書き込んだのは、怨みの感情からですか?」
被告人「怨みの感情はありませんでした」
弁護人「ではなぜ書き込んだのですか?」
被告人「単にあのブログはAさんが書いたと思っていないので、誤った内容を訂正してほしいと思ったからです」
弁護人「どういう気持ちで書いたのですか?」
被告人「私の名誉を回復してほしいという気持ちです」
弁護人「恋愛感情で書いたのですか?」
被告人「あくまで名誉回復の為です」
弁護人「Aさんがブログを書いてから、H30.6.25に謝罪を要求するまで1.5ヶ月空いていますが、その間に何かありましたか?」
被告人「Aさんの事務所から警告文が届き、防御されていると感じたからです」
弁護人「どういった内容ですか?」
被告人「私が送ったと言うメールに対しての返答で、Aさんの次の公演も見せられないと言う内容でしたが、そんなメールは送っていません」
弁護人「甲の21、同一性の確認を行います。ホリプロで…いや失礼、Aさんの所属事務所で…」

 

弁護人「インターネットが使えるようになったらあなたはAさんについて書き込みしますか?」
被告人「ストーカーは冤罪ですので名誉回復の為、その件については書きます」
弁護人「その際にAさんに触れますか?」
被告人「それに必要な範囲については触れます」
弁護人「それ以外でAさんについて書き込みを行いますか?」
被告人「行いません」
弁護人「いずれにしろAさんが書いたと言う…」
被告人「私が証拠だと言っているのに採用しない検察と裁判長はおかしい!」
(裁判長は被告を見据えたまま法廷が20秒沈黙)
弁護人「あなたは私の質問に答えてください」

平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(4)新幹線の同乗など

弁護人「6/14 上申書にサインしました。その翌々日の6/16 Aさんの出演するブルーシアターに行った目的は?」
被告人「チケットの払い戻しをうける為です」
弁護人「入るつもりはありましたか?」
被告人「ありませんでした」
弁護人「H29.3.18 Aさんのカレンダー発売の会場に行った理由は?」
被告人「理由は2つあって、中核派を辞めたので、もしかして入れるかも知れないと思ったのと、上申書の内容に納得行っていなかったからです」
弁護人「H30.4.28 IMAホールの窓口へチケットを買いに行ったのは何時ぐらいですか?」
被告人「16:30頃です」
弁護人「周辺に着いたのは何時ぐらいですか?」
被告人「その1時間前の15:30頃です」
弁護人「行く事をTwitterで予告しましたか?」
被告人「はい、しました」
弁護人「ツイキャスと言うライブ配信を行いましたか?」
被告人「はい、行いました」
弁護人「窓口では何と言ってチケットを購入しましたか?」
被告人「Aさんのストーカーとして警告を受けている大西と言う者ですが、チケットの購入は可能でしょうか?」
弁護人「その事がAさんのストレスになると思いませんでしたか?」
被告人「危害を加えるつもりはないので一番後ろの席でもいいですと言いました」
弁護人「チケットは購入できましたか?」
被告人「できました」
弁護人「舞台は観られましたか?」
被告人「観られませんでしたので、払い戻しを受けました」
弁護人「その事には納得していた?」
被告人「文句は言いました」

 

弁護人「Aさんの楽屋へ行こうとしたり、プライベートな接触を図ろうとした事はありますか?」
被告人「ありません」
弁護人「仙台へ行く新幹線に同乗した事がありますね。目的を教えてください」
被告人「インターネットではひどい誹謗中傷を受けていて、大西は何も考えられないヤツだと言われていたので、理路整然と考える事が出来ると証明する為にやりました」
弁護人「なぜAさんと同じ新幹線に乗る事が、理路整然である証明になるのですか?」
被告人「理路整然と考えられるという事を証明する為には、資本主義がどうあるべきかとか抽象的な事では駄目で、具体的な事をやる必要があるので、新幹線を特定しました」
弁護人「Aさんに会う目的はありましたか?」
被告人「そもそもAさんを見ていませんし、記憶にもありません」

平成30年特(わ)第1799号 第3回 12月7日 傍聴してきました(3)性的な水着問題について

弁護人「性的な書き込みをファンレターにしましたか?」
被告人「してません」
弁護人「SNSには書きましたか?」
被告人「してません」
弁護人「自分のブログには?」
被告人「書きました」
弁護人「当時中学生だった女の子に性的な書き込みをする事が問題だと思わなかった?」
被告人「H24.6からドイツに言っていたので、Aさんに会えないので好きだという気持ちを伝えようとしたら性的な内容になりました」
弁護人「どのような内容ですか?」
被告人「オナニーしたとかムラムラするとか」
弁護人「官能小説のような具体的な描写はしましたか?」
被告人「いいえ」
弁護人「ドイツにはどのぐらい行っていたんですか?」
被告人「H24.6からH25.7です」
弁護人「亡命しようとしていた?」
被告人「そうです」
弁護人「あなたのブログの12/4に書かれている画像を手に入れたとは何の事ですか?」
被告人「AさんのDVDの画像です」
弁護人「どうやって入手したんですか?」
被告人「書店で購入したと思います」
弁護人「それと同じ物がネットで売られていますか?」
被告人「売られていると思います」
弁護人「同一性の確認をします」
証言台に弁護人と検察官が集まって、「この写真集ですね」「この画像は表紙ですね」「水着ですね」「中にも水着が?」と言う会話が。
弁護人「性的な書き込みをAさんは不快に感じていたと思いますか?」
被告人「水着を出しているので、水着を見て感じる性的な事はOKだと思います」